森田芳光監督の生誕70周年(没後10年)を記念して「森田芳光70祭」が開催中です。この企画は森田監督の(ほぼ)全作品のブルーレイBOXの発売、「森田芳光全映画」本の刊行、そして“ゆかりの映画館で森田芳光の映画人生を辿る特集上映の旅”と題し、都内の映画館やPFFで監督作品を上映するという大規模で横断的なプロジェクトです。
ギンレイホールは、森田監督が「の・ようなもの」で商業デビューするまでの数年間スタッフとして働いていたゆかりの映画館として、「キッチン」「(ハル)」「僕達急行 A列車で行こう」の3作品を上映します。
「キッチン」1回目上映後には森田作品の助監督を務めていた篠原哲雄監督と三沢和子さんによるトークショーを開催いたします。
※緊急告知!トークショー追加!!
19:55〜「(ハル)」上映終了後、ライムスター宇多丸さんのトークショーが決定しました。(22:00〜22:30予定)
【タイムテーブル】※各回入替 ※10分前開場
新ギンレイ・オールナイト「名画座主義で行こう」
2017年1月スタート!
ギンレイ・オールナイトは、2017年1月開催より「名画座主義で行こう」と題して新たにスタートいたします。
神楽坂映画祭2016「新潮社から生まれた名作映画たち」
〜新潮社創業120周年・週刊新潮創刊60周年記念〜
10月22日(土)〜10月28日(金)
神楽坂映画祭2016のチラシができました。
熊本復興支援チャリティー上映会『うつくしいひと』
上映のご報告
8月23日の『うつくしいひと』熊本復興支援チャリティー上映会は満席のうち終了しました。ご支援ありがとうございました。
当日は行定勲監督にお越しいただき、映画の撮影の様子や現在の熊本の状況をお話しいただきました。
夜遅い回にもかかわらず満席になるほどの状況に、監督ご自身も驚かれた様子で、上映終了後には監督にお客様のお見送りをしていただき、お客様からは募金箱へもたくさんの募金をいただきました。
入場料総額:211,000円 募金総額:108,074円
合計:319,074円
このたびの入場料と募金の全額319,074円は、「くまもと映画製作実行委員会」から然るべき機関を通じて被災地にお届けいたします。
ご協力ご支援ありがとうございました。
〜ギンレイ映画キャラバン隊からのお知らせ〜
2016年8月5日(金)・6日(土)
金沢・しいのき星空シネマ 開催決定!
来る8月5日(金)・6日(土)の2日間、
金沢市の 石川県政記念 しいのき迎賓館 石の広場にて
毎年恒例、真夏の野外上映会 『しいのき星空シネマ』 が開催されます。
上映作品は、「ニュー・シネマ・パラダイス」と「かいじゅうたちのいるところ」に決定しました。
今年もギンレイ映画キャラバン隊が出動し、35ミリフィルム映写を行います。
夏の夜、星空のもとで素敵な映画はいかがですか!!
詳細はこちら⇒ しいのき星空シネマ
今年も開催決定!
“神楽坂映画祭2015 〜加賀まりこ&森田芳光スペシャル〜”
来る10月28日・29日の2日間と30日・31日のオールナイトにて、“神楽坂映画祭2015”を開催します。
今年は地元のお祭りである“神楽坂まち飛びフェスタ”の参加企画として神楽坂に縁のある映画人を特集。神楽坂在住で現在も女優として活躍される加賀まりこさんと当ギンレイホールでスタッフとして働き映画監督としてデビューされた故・森田芳光さんのお二人にスポットを当てます。
昨年の神楽坂映画祭「名画座主義で行こう」では、加賀さんのお父様が製作された戦前のミュージカル映画「鋪道の囁き」と初期の代表作「乾いた花」を上映しトークショーも盛況でした。また、森田監督は「ライブイン茅ヶ崎」と「の・ようなもの」というギンレイホールからプロへ羽ばたく時代の作品を上映しました。今年はさらに深めて、加賀さん自薦のぜひ見てほしい3本と森田監督のプロフェッショナルな3本を上映します。
なお「美しさと哀しみと」は今回、加賀さんのご厚意でニュープリントで上映できることとなりました。川端康成原作の京都を舞台にした美しい映画をぜひご覧ください。
上映スケジュール
10/28(水) 加賀まりこデー | 麻雀放浪記 | 10:00 | 16:05 |
美しさと哀しみと | 12:05 | 18:10 |
泥の河 | 14:05 | 20:10 |
10/29(木) 森田芳光デー | 阿修羅のごとく | 9:20 | 16:05 |
失楽園 | 11:50 | 18:35 |
家族ゲーム | 14:05 | 20:50 |
10/30(金) 加賀まりこオールナイト | 麻雀放浪記 美しさと哀しみと 泥の河 | 23:00〜翌4:45(予定) |
10/31(土) 森田芳光オールナイト | 阿修羅のごとく 失楽園 家族ゲーム | 23:00〜翌5:30(予定) |
10月28日(水)・29日(木) ※1本ごとの料金です
| 一般 | 学生/会員同伴 | 会員 |
当日券 前売券 | 800円 | 500円 | シネパスポート (整理券が必要) |
◎各回入替
◎チケットはすべて整理番号付き
◎10分前開場、整理番号順のご入場(ただし、朝1回目のみ15分前開場)
◎当日券あり。当日朝の営業時間より販売
◎全席自由席・定員制(202席)
◎発券後の払い戻し・変更不可
10月30日(金)・31日(土)オールナイト上映
| 一般 | 学生/会員同伴 | 会員 |
当日券 | 2,000円 | 1,000円 | シネパスポート (整理券が必要) |
前売券 | 1,800円 |
◎チケットはすべて整理番号付き
◎15分前開場、整理番号順のご入場
◎当日券あり。当日朝の営業時間より販売
◎昼興行と入替制 ◎全席自由席・定員制(202席)
◎発券後の払い戻し・変更不可
◎18歳未満入場不可 ◎入場後の出入り原則不可
◎飲酒されている方、迷惑行為のある場合は入場をお断りします
※前売券の販売、整理券の配布は、10月2日(金)開始です。
※シネマクラブ会員の方はパスポートで全作品ご覧いただけますが
整理券が必要です。
なお、重複した作品はご覧いただけません。
上映作品⇒ 加賀まりこスペシャル 、
森田芳光スペシャル
※上映作品はフィルムの状態が悪い場合がございます。あらかじめご了承ください。
今年もギンレイ映画キャラバン隊出動!
2015年7月18日(土)〜19日(日) 〜金沢・しいのき星空シネマ 〜
来る7月18日(土)〜19日(日)の2日間、
石川県金沢市の 石川県政記念 しいのき迎賓館 にて
毎年恒例の野外上映会 『しいのき星空シネマ』 が開催されます。
今年もギンレイ映画キャラバン隊がお手伝いし、レトロ映写機で35ミリフィルム映写を行います。
金沢へご旅行中の方も、金沢にお住まいの方も、是非お誘い合わせの上、ご来場下さいませ!!
関係リンク⇒ 石川県政記念しいのき迎賓館
ギンレイ・オールナイト
「午前0時のフィルム映写会」
7月〜9月の上映作品決定!
《開催概要》
7月24日(金)・25日(土)両日23時開演
“タランティーノ監督特集”「キル・ビル」「キル・ビルvol.2」「イングロリアス・バスターズ」の3本立て。
8月21日(金)・22日(土)両日23時開演
“ヤスミン・アフマドとエドワード・ヤン 夏の想い出特集”「細い目」「グブラ」「ヤンヤン 夏の想い出」の3本立て。
9月18日(金)・19日(土)両日23時開演
“ビリー・ワイルダー監督特集”「情婦」「昼下りの情事」「サンセット大通り」の3本立て。
ギンレイ・オールナイト
「午前0時のフィルム映写会」
12月開催のお知らせ
12月はフランス映画特集です。
特に「天井棧敷の人々」は35mmフィルムで観られる最後のチャンスになるかもしれません。
今年最後のオールナイト、たっぷりとお楽しみください!
《開催概要》
12月は フランス映画特集「天井棧敷の人々/第1部『犯罪大通り』第2部『白い男』」、「ロシュフォールの恋人たち」の2本立て。
日時:12/26(金)・27(土)23:00〜4:45(終了予定)
※開場22:45 (整理番号順のご入場です)
当日券 一般:2000円 学生・会員同伴割引:1000円
前売券 一般:1800円 学生・会員同伴割引:1000円
会員:シネパスポート(入場整理券が必要)
*前売販売期間 12/5〜12/25(入場整理番号付き)
*発券後の払い戻し・変更不可。
*昼興行と入替。自由席・定員制(202席)
*当日券は当日朝の営業時間より販売します。
*18歳未満入場不可。
※シネマクラブ会員の方には、劇場窓口にて入場整理券を配布しております。
シネパスポートご提示の上、鑑賞日(いずれか1日のみ)をお知らせください。
作品紹介⇒ 「上映スケジュール」
ギンレイ・オールナイト
「午前0時のフィルム映写会」 11月より再開決定!
ギンレイ・オールナイト「午前0時のフィルム映写会」を再開いたします!
皆さまのご要望にお応えして、今回から前売券を販売いたします。
また、学生割引も新たに設定いたしました。学生の皆さんは1000円です。
《開催概要》
11月は イタリア映画特集「道」「鉄道員」「ひまわり」の3本立て。
日時:11/28(金)・29(土)23:00〜5:05(終了予定)
※開場22:45 (整理番号順のご入場です)
当日券 一般:2000円 学生・会員同伴割引:1000円
前売券 一般:1800円 学生・会員同伴割引:1000円
会員:シネパスポート(入場整理券が必要)
*前売販売期間 11/8〜11/27(入場整理番号付き)
*発券後の払い戻し・変更不可。
*昼興行と入替。自由席・定員制(202席)
*当日券は当日朝の営業時間より販売します。
*18歳未満入場不可。
※シネマクラブ会員の方には、劇場窓口にて入場整理券を配布しております。
シネパスポートご提示の上、鑑賞日(いずれか1日のみ)をお知らせください。
作品紹介⇒ 「上映スケジュール」
『名画座主義で行こう』
名画座ギンレイホール40周年特別企画 神楽坂映画祭 開催決定!
ギンレイホールは、おかげさまで今年40周年を迎えます。
その節目にあたり、『名画座主義で行こう』 と題した映画祭を開催することになりました。
名画座が輝いていた1970年代に焦点をあて、当時公開された数々の名画の上映とトークショーをお届けいたします。
《開催概要》
開催日時: 2014年9月27日(土)〜10月10日(金)
開催場所: 飯田橋ギンレイホール
内 容: 1970年代の邦画・洋画を中心に26作品の映画の上映と
ゲストによるトークショーなど
〈ゲスト予定〉
*神楽坂にゆかりのある女優・加賀まりこさん
*大森一樹監督と当時の「ぴあ」の方々
*故・森田監督夫人で映画プロデューサー三沢和子さん 他
上映作品: 「八月の濡れた砂」「の・ようなもの」「太陽を盗んだ男」
「青春の蹉跌」「私が棄てた女」「乾いた花」
「タクシードライバー」「冒険者たち」「合衆国最後の日」
etc.
特別上映: 「鋪道の囁き」(1934年)(加賀まりこさんの父・加賀四郎さん制作)
弁士付き無声映画公演「サンライズ」 弁士・澤登翠さん
主 催: 神楽坂映画祭実行委員会
※本映画祭は特別興行のため、シネマクラブ会員の方も有料(一般料金の半額割引)となります。予めご了承ください。
※9月26日まで劇場窓口にて前売り券を販売しております。
上映作品⇒ 「名画座主義で行こう」
《『名画座主義で行こう』開催にあたって》
神楽坂映画祭実行委員長 掛尾良夫
(城西国際大学メディア学部教授、キネマ旬報元編集長)
ここ数年、映画関係者のあいだでは、若い世代の映画館離れが話題になっています。
どうしてこのような状況になったのでしょうか。映画は習慣的な娯楽とよく言われます。見始めるとクセになる。そこで、今の若い世代には、映画を習慣的に見る人が、以前と比べ減ったことが理由として考えられます。
私自身のことを振り返っても、映画はごく日常的なものでした。そして、名画座の果たしていた役割の大きさに気づきました。私の通っていた中学、高校、大学は新宿区にあり、新宿、池袋、飯田橋のトライアングルの中央にありましたので、放課後、新宿・日活名画、池袋・文芸坐、飯田橋・佳作座へは番組が変わる度に通いつめました。私は人よりは多少、多くの映画を見ていましたが、一般の学生の生活のなかにも、映画は日常的に存在していました。
「ぴあ」は1972年7月、中央大学4年生だった矢内廣氏と仲間たちによって創刊されました。映画館情報を中心としたこの雑誌が創刊された背景には、それだけのニーズがあったからです。つまり、多くのお金のない大学生たちが、名画座情報を強く必要としていたのです。
飯田橋ギンレイホールは、1974年リニューアルして名画座として開館、まさに「ぴあ」に背中を押されるような出発でした。70年代、多くの大学生たちは、「ぴあ」にマーカーで見たい映画を塗りつぶして、東京中の名画座を渡り歩きました。名画座が映画ファンを育て、鍛えた。そういった映画ファンが80年代に入ると、ミニシアター・ブームを支え、国内外の映画作家を支持した。映画ファンと映画館と映画作家が互いにつながった幸せな時代だったと思います。
一方で、80年代半ばにビデオ・レンタル店が全国に普及し、90年代後半からシネコン時代となり、2010年以降、映画はデジタルとなりました。多くの個人館が廃業に追い込まれました。このような時代と環境の推移のなかで、観客は特定の巨大ヒット作品に集中するようになり、映画文化の多様性は危機に直面し、映画産業の未来も危ういものです。
ギンレイホールは開館して今年で40周年を迎えました。そこで、改めて名画座の果たす役割について考える映画祭を開催しようということになりました。映画館で映画を見ることの意味をもう一度、考えたい。大画面で見ること、様々な観客と一緒に感動を共有すること、そんな映画の面白さを若い世代に伝え、映画ファンを育てていくことを、この映画祭を通じて愚直に発信していきたいと考えています。
《開催によせて》
「名画座と私」 大森一樹(映画監督 大阪芸術大学映像学科長)
もう40年も前のことになる。大学生時代、購読していた「キネマ旬報」の名画座案内で、文芸坐の上映予定に「まぼろしの市街戦」を見つけた私は、フィリップ・ド・ブロカのまぼろしの映画を見るために京都から上京することを迷うことなく決めた。交通費が今ほどではなかったとはいえ、当時で1万円以上はした。一本の映画を見るために費やした金額は今でも生涯最高額だ。その後しばらくして、大阪新世界の温泉劇場でも上映された時は、何も東京まで行かなくてもとよかったと少し後悔はしたが、それでもまた見に行った。同じようにいくらお金を出しても見たかった「ジョアンナ」は、文芸坐ではなく伊丹の名画座で見た。1970年代、名画座は東京にも関西にもいくらでもあった。「冒険者たち」は上映されれば、ありとあらゆる関西の名画座に通った。
それらの映画は今は部屋の棚にDVDとなって並び、いつでも手の届く距離にある。そうなって初めて、名画座への道のりは、映画に辿り着くまでの距離だったことに気づく。
「私と名画座」 矢内廣(ぴあ株式会社 代表取締役社長)
70年代ベスト映画を考えるにあたり、上京してから見た映画で記憶に残っている映画を思いつくままに挙げてみた。「気狂いピエロ」「冒険者たち」「突然炎のごとく」「けんかえれじい」「心中天の網島」は残念ながら70年代に日本公開された作品からもれていた。でも久し振りに楽しい時間を持てた。
当時はお金がないので封切館で映画を見ることはなかった。
ギンレイホールをはじめとして、飯田橋佳作座、池袋文芸坐、文芸地下、新宿昭和館、昭和館地下、蠍座、高田馬場パール座、早稲田松竹、渋谷全線座、東急名画座、銀座並木座、日劇文化、銀座ロキシー、鵜の木安楽座、等々。よく行った。
雑誌「ぴあ」の創刊は1972年だった。
70年代は貧しかったけれど豊かな時代だった。
これを機に、今の時代の豊かさを追求してみたい。
「私と名画座」 野村正昭(映画評論家)
ブルーレイどころかDVDも、まだ存在せず、ビデオも80年代半ばではソフトが1本1万円以上という高嶺の花だったので、気に入った映画があれば、名画座に入り浸り、朝から晩まで繰り返し見て、何とかディテールを脳裏に刻みつけようと、暗闇の中、手探りでメモをとったりしていた。何しろ暇だけは、ありあまるほどあったので、弁当持参で、シネコンのように毎回入替制ではない、新宿や銀座や渋谷や池袋の名画座に一日中籠っていた。飯田橋の佳作座やギンレイホールにも、勿論通いつめた。今思えば、引き籠りの延長といえなくはないが、現在は、ほぼ消滅してしまった夢の空間であり、未知の世界を教えてくれる学校でもあった。あまりに映画ばかり見ていたので<映画評論家>という職業?になったが、「キートンの探偵学入門」(24)や「カイロの紫のバラ」(85)のように、虚構と現実の境界線を越えてしまい、ひょっとして現実への出口を見失ったのかもしれない。
「名画座は悪魔のふところ」 内海陽子(映画評論家)
若いころというのは不思議な暗さにとりつかれるもので、特に日本晴れの日は光から逃げるようにして映画館に潜り込んだものだ。それもロードショー館ではなく、2本立て格安料金の名画座がありがたく、終映後は喫茶店で安価なトーストを齧って過ごした。そうやって費やした膨大な時間を思うとめまいに似た恥ずかしさにとらわれるが、このたび40周年を迎えた「ギンレイホール」の特集のために映画を推薦するという栄誉にあずかれたのだから、人生、けっこう報われるものである。
『最前線物語』を観たときは、開巻まもなく痴漢らしきおっさんに迫られ、これがどういう映画か説教してやりたくなった。『愛すれど心さびしく』を観た後は、ローカルな京成電車に揺られてさらに遠くへ行きたくなった。『八月の濡れた砂』と『人魚伝説』は今も頭の中でメロディーがリフレインしている。そして『女囚701号 さそり』の梶芽衣子は、悪魔のふところのような名画座で過ごした青春のシンボルである。
今年もギンレイ映画キャラバン隊出動!
2014年7月19日(土)〜20日(日) 〜金沢・しいのき星空シネマ 〜
来る7月19日(土)〜20日(日)の2日間、
石川県金沢市の 石川県政記念 しいのき迎賓館 にて
毎年恒例の野外上映会 『しいのき星空シネマ』 が開催されます。
今年もギンレイ映画キャラバン隊が出動し、
レトロ映写機で35ミリフィルム上映を行います。
夏の夜、星空のもとでゆっくりと映画を楽しみませんか!
関係リンク⇒ 石川県政記念しいのき迎賓館
『午前0時のフィルム映写会』
第1回上映のご報告と第2回上映のご案内
第1回「午前0時のフィルム映写会」は盛況のうちに終了いたしました。ありがとうございました。
初日は150人、2日目は100人ほどの入場者数となりました。
整理券配布は朝の営業開始時間で10〜20人ほどでした。次回ご来場のお客さまはご参考になさってください。
当日の整理券配布状況を直接劇場へお問い合わせいただいてご確認いただくのがよろしいかと思います。
また「博士の愛した数式」の小泉堯史監督がパンフレットを持って劇場へご挨拶にいらっしゃいました。小泉監督の作品は次回「雨あがる」の上映もございます。ご期待ください。
第2回「午前0時のフィルム映写会」
6月27日(金)・28日(土)23:00開演〜終了4:55ごろ
〜時代劇復興ともなった平成の名作時代劇3本立て!〜
「武士の一分」2006年 121分 35mmフィルム 配給:松竹 監督:山田洋次 出演:木村拓哉、檀れい、笹野高史
「雨あがる」2000年 91分 35mmフィルム 配給:東宝、アスミック・エース 監督:小泉堯史 出演:寺尾聰、宮崎美子、三船史郎
「座頭市」2003年 116分 35mmフィルム 配給:松竹、オフィス北野 監督:北野武 出演:ビートたけし、浅野忠信、大楠道代
料金:一般2000円均一
シネマクラブ会員はシネパスポートでご鑑賞いただけます。
会員同伴割引(1人まで)1000円
※当日朝の営業時間より劇場窓口にてチケット発売
および入場整理券を配布します。
※会員の方も整理券が必要です。
開場:開演の15分前 ※整理番号順にご入場いただきます。
注意事項:昼興行と入替制。自由席・定員制(202席・立ち見なし)
18歳未満入場不可。入場後の出入り原則不可。
飲酒されている方、迷惑行為のある場合入場をお断りします。
ご不明な点がございましたら、劇場までお問い合わせください。
オールナイト上映 開催のお知らせ!
『午前0時のフィルム映写会』
第1回開催 2014年5月30日(金)・5月31日(土) ギンレイホールにて
下記の通り、オールナイト上映を開催することが決定いたしました。
月に一度、深夜の映写会ですが、どうぞお越しくださいませ!
今年で40周年を迎えるギンレイホールは、昨年デジタルに対応するまで39年間に渡って約2500本のフィルム作品をファンの皆さまに送り届けてきました。
今ここにきてフィルム作品の魅力をもう一度見直そうというのが、このたびのフィルム映写会の企画です。名付けて「午前0時のフィルム映写会」。
月1回(金・土の2夜)のオールナイト上映です。上映作品は過去のギンレイ作品の中から特に人気を博した作品を中心に順次紹介していきます。
シネマクラブ会員の方は全作品についてシネパスポートでご鑑賞いただけます。
|
〜上映日時・上映作品〜
5月30日(金)・31日(土)23:00開演〜終了4:45ごろ
「ラヂオの時間」 1997年103分 監督:三谷幸喜 出演:唐沢寿明、鈴木京香
「博士の愛した数式」 2005年117分 監督:小泉堯史 出演:寺尾聰、深津絵里
「運命じゃない人」 2004年 98分 監督:内田けんじ 出演:中村靖日、霧島れいか
料金:一般2000円均一
シネマクラブ会員はシネパスポートでご鑑賞いただけます。
会員同伴割引(1人まで)1000円
※当日朝の営業時間より劇場窓口にてチケット発売
および入場整理券を配布します。
※会員の方も整理券が必要です。
開場:開演の15分前 ※整理番号順にご入場いただきます。
注意事項:昼興行と入替制。自由席・定員制(202席・立ち見なし)
18歳未満入場不可。入場後の出入り原則不可。
飲酒されている方、迷惑行為のある場合入場をお断りします。
ご不明な点がございましたら、劇場までお問い合わせください。
石川県政記念しいのき迎賓館主催「しいのき星空シネマ」今年も開催!
2013年8月9日(金)〜8月10日(土) 石川県・金沢市
真夏の野外上映会が今年も開催されます―
8月9日(金)〜10日(土)の2日間、金沢市の『しいのき迎賓館 屋外 石の広場』において映画上映会が行われます。今年は、ギャラリーで開催中の「赤松 陽構造 映画タイトルデザイン展」に合わせて、赤松氏がタイトルデザインを手掛けた作品を2作品上映いたします。
上映作品
9日:「HANA−BI」 1997年/北野 武監督作品
10日:「ファンシイダンス」1989年/周防正行監督作品
(※入場無料)
今年もギンレイ映画キャラバン隊が出動し、レトロ映写機2台で35ミリフィリムを上映いたします。映画タイトル展と一緒に是非お楽しみください。
関係リンク⇒ 石川県政記念しいのき迎賓館
ギンレイ映画キャラバン隊(2)
熱海後楽園ホテル主催のGWイベント“お座敷シアター”に協力!
2012年4月28日(土)〜4月30日(月・祝) 静岡県・熱海市
お座敷で、くつろぎながら映画を楽しめる“お座敷シアター”が熱海後楽園に登場!―
4月28日から3日間、東京ドームグループ『熱海後楽園ホテル』の「愛鷹の間」において上映会が行われました。本企画は、ギンレイ映画キャラバン隊が温泉街でのお座敷上映会を含む映画イベントとして提案し、熱海後楽園ホテル様が賛同していただき実現したものです。家族連れで賑わうゴールデンウィークのホテルイベントの1つとしてファミリー層に喜ばれる話題作4本を厳選、上映しました。
上映作品は、食いしん坊で小心者のパンダのポーが、カンフーを通して成長していく姿を描く、ドリームワークスの大ヒットアニメ「カンフー・パンダ」の続編「カンフーパンダ2」。2003年に飛び立ち、小惑星のイトカワからサンプルの採取に成功した小惑星探査機「はやぶさ」の挑戦を描いた壮大なドラマ「HAYABUSA〜はやぶさ〜」。「アース」「ディープ・ブルー」を手掛けたBBCが“今までとはまったく違うネイチャー・ドキュメンタリー”をかかげ、動物と同じ目線での撮影に成功した「ライフ いのちをつなぐ物語」。そして、ギリシャの小島を舞台に、20歳の花嫁ソフィの結婚式前日から当日までの物語が、伝説のポップグループ、ABBAの大ヒットナンバーに乗せてつづられるミュージカル映画「マンマ・ミーア!」。当日は浴衣姿で映画を楽しまれる家族連れが目立ちました。
名画座ギンレイホール映画キャラバン隊は企画の提案から、機材・作品の準備、そして当日のオペレーションまで協力をさせていただきました
(主催/熱海後楽園ホテル)。
写真左上:会場となった熱海後楽園ホテル。
写真右上:スクリーンは150インチで、DVDによるプロジェクターでの上映。
写真左下:上映は15時の回と20時の回の1日2回。入場は無料。
関係リンク⇒ 熱海後楽園ホテル
イベントに関するお問い合わせは
名画座ギンレイホール映画キャラバン隊 営業企画部まで
電話 03(3269)3852 / FAX 03(3269)3842 メール ginrei@ginreihall.com
|
ギンレイ映画キャラバン隊
東日本大震災被災地復興支援シネマ『仙台ノスタルジア映画祭』
盛会のうちに終了いたしました。
東日本大震災から1年経った3月11日、仙台市でも追悼式典が行われるなか、被災者の皆様150名をお招きして、「仙台ノスタルジア映画祭」を開催させていただきました。ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
昭和20年代に製造されたレトロなローヤル映写機ほかカーボン映写機など映写機材一式を、映画看板絵、映画ポスター・スチール写真などの展示物とともに、キャラバン隊トラックにすべて積み込んで前日夜遅く仙台に到着。上映会当日は天候にも恵まれ、開場と同時にたくさんの皆様にご来場いただきました。カーボン映写による「岸辺のふたり」の上映では、途中カーボンの光が消えかかるというハプニングがあり、再度上映しましたが、会場の皆様からはあたたかい拍手をいただきました。カーボン映写はキセノンランプによる映写と違い、相応の技術が必要で、今後はさらに映写に万全を期したいと思います。またローヤル映写機による「腰弁頑張れ」と「君と別れて」の上映は、柳下美恵さんの情感豊かな美しいピアノ伴奏によって、素晴らしい上映会になりました。終了後にはたくさんの方から「ありがとう」の声をいただき、私どもも3月11日に仙台でこの映画が上映できて本当によかったと思います。ありがとうございました。
会場に設置したローヤル映写機
映画ポスター・スチール写真の展示
映画看板絵の展示
上映終了
素晴らしいピアノ伴奏をしていただいた柳下美恵さん
ありがとうございました。
ギンレイ映画キャラバン隊 初始動!!
〜東日本大震災 被災地復興支援シネマ〜
『仙台ノスタルジア映画祭』
3・11 仙台市にて無料上映会開催
≪上映作品≫
♪♪♪〜レトロなローヤル映写機によるサイレント映画のピアノ伴奏上映〜♪♪♪
「君と別れて」(国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品)
昭和8年/上映時間60分/松竹蒲田/白黒/35ミリ/SD/サイレント
監督:成瀬巳喜男 出演:吉川満子、磯野秋雄、水久保澄子
母の芸者の仕事を嫌い不良の仲間に入って心配をかける一人息子は、幼友達のように心を通わす年若い妹芸者の家族を思いやる献身的な姿に心を洗われる。厳しい状況の中で家族を思いひたむきに生きる女性たちを描いた成瀬巳喜男のサイレント時代の代表作。
「腰弁頑張れ」
昭和6年/上映時間28分/松竹蒲田/白黒/35ミリ/SD/サイレント
監督:成瀬巳喜男 出演:吉川満子、磯野秋雄、水久保澄子(松竹提供作品)
腰弁とは安月給のサラリーマンのこと。保険勧誘員の父親が嫁と息子のために奮闘する姿を描く明朗コメディ。成瀬巳喜男の現存最古の出世作であると同時に、小津安二郎や山田洋次監督に代表される松竹映画伝統の喜劇ホームドラマの源泉の1本。
柳下美恵 サイレント映画ピアニスト。
武蔵野音楽大学器楽科(ピアノ専攻)卒業。
1995年、朝日新聞社主催の映画生誕100年記念上映会でデビュー以来、国内外の映画祭や映画館で伴奏多数。紀伊國屋書店クリティカル・エディション・シリーズ『裁かるるジャンヌ』『魔女』の音楽を担当。
映画に集中できる伴奏を心がけている。
『君と別れて』は昨年5月に韓国でも弾きました。映画の美しい海辺の風景が津波の記憶につながり、つい感情的になりました。 美しい映画です。純粋にそこを見てくださる方がいることを信じています。私が弾いた日本映画はメロドラマが多く、その中でも『君と別れて』が秀逸です。映画の力を信じて、被災地を思う上映会にできれば素晴らしいと思います。(ピアノ伴奏 柳下美恵)
〜カーボン式映写機が放つ柔らかい孤光灯による、不朽の短編アニメの上映〜
「岸辺のふたり」
2000年/イギリス・オランダ/8分/35ミリ(クレストインターナショナル提供作品)
監督:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
オランダのアニメーション作家による、たった8分間の物語。幼い頃に去った父を想いつづける娘…。ペンシルとチャコールで描かれた影絵のようなイメージと、アコーディオンのピアノの音色、セリフは無く、キャラクターの微妙な体の動きで感情表現される。2001年アカデミー賞短編アニメーション賞受賞作品。
*カーボン式映写機
カーボンアーク光を映写の光源とする映写機。カーボン(炭素棒)を電極として空気中で発火させるもので、映画創生時代から使われ主流となっていったが、昭和30年代から40年代にかけて現在のキセノンランプに取って代わられ、今では幻の映写光源。その光は孤光灯とも呼ばれる柔らかい光を放つのが特徴です。
日時:2012年3月11日(日) 16時30分〜18時30分(終映予定)
上映会場:エル・パーク仙台スタジオホール
仙台市営地下鉄勾当台公園駅下車、またはバスで「商工会議所前」か「定禅寺通市役所前」で下車。141ビル(仙台三越定禅寺通り館)6F(電話 022-268-8300)
主催:名画座ギンレイホール映画キャラバン隊
協力:松竹株式会社 国立近代美術館フィルムセンター クレストインターナショナル
お問い合わせ:ギンレイホール 映画キャラバン隊
電話 03-3269-3891
メール ginrei@ginreihall.com
石川県政記念しいのき迎賓館主催「しいのきサマーシアター2011」
〜甦った無声映画! 活弁シネマコンサートは大盛況!〜
昨年7月に行われ、好評を博した石川県政記念しいのき迎賓館主催「プティ・ドゥ・シネマ」。その
第二弾ともいうべき「しいのきサマーシアター2011」が去る7月22日(金)から24日(日)の
3日間、同会場で行われました。今回は屋外でギンレイホール所蔵のローヤルニューL型映写機を使って
特設スクリーンに上映する【星空シネマ】と、屋内にて活弁士とミュージシャンにより命を吹き込む無声
映画を上映する【活弁シネマ】の2部構成。(主催:しいのき迎賓館/後援:北國新聞社、テレビ金沢、北陸放送、エフエム石川、ラジオかなざわ、ラジオななお、金沢ケーブルテレビネット/制作協力:飯田橋ギンレイホール)
(写真上)フランス古典映画の雄ルネ・クレールの作品「イタリアの麦藁帽子」を、女性活弁士の佐々木亜希子さんとクロマチックアコーディオンのかとうかなこさん、フィドルの大森ヒデノリさんによって蘇らせました。(写真左下)映画は16ミリフィルム映写機で上映。(写真右下)イベント最終日のみの公演にも関わらず場内は満席。公演後もかとうさん(中央)のユーモアあふれる関西弁で盛り上がりました。
イベント初日と二日目は、昨年と同じく石の広場で野外上映会【星空シネマ】が開催されました。今年は音楽がテーマの映画ということもあり、新たにサラウンド用スピーカーも増設!
1夜目の作品はアカデミー賞総なめのミュージカル映画「シカゴ」。目がくらむほどの鮮やかな映像とノリのいい音楽に、お客様も終始興奮していた様子でした。
2夜連続して行われる【星空シネマ】には、いかにも夏らしく、しいのき迎賓館の女性スタッフが浴衣を着ながら司会をして会場を盛り上げてくれました。
記憶にも新しいクラシック音楽映画の傑作「オーケストラ!」が2夜目に登場。壮大な音色に期待したのか、定員以上の御客様が訪れ、隣の芝生に座ってご覧になる方も大勢いました。そして、感動的なラストと共に、2日間にわたる【星空シネマ】は無事フィナーレを迎えることができました。
関係リンク⇒ 石川県政記念しいのき迎賓館
千代田区男女共同参画センターMIW 平成23年度男女共同参画週間展示&企画
「映画に見る家族」映画ポスター展に協力!
2011年6月22日(木)〜29日(水)東京都・千代田区
「映画は時代を映す鏡と言われています。古今東西の映画では様々な家族が登場します。映画を通して、多様な家族について考えてみませんか」という趣旨の元に企画されたイベント『映画に見る家族』が千代田区役所1階区民ホールで開催されました。ギンレイホールは『家族』をテーマにした映画のポスターを30点厳選し、展示に協力致しました。
東京のど真ん中!
地下鉄九段下駅を出てすぐ、近代的な建物<千代田区役所>はガラス張りが目立つ、とても洗練された造りで、常に大勢の人が行き交ってました。目と鼻の先には皇居もあり、まさしく東京のど真ん中!
1階フロアがイベント会場
人通りの激しい1階にある区民ホール内で「映画に見る家族」の映画ポスター展が開催されてました。“あなたは決して独りではない〜家族、このフシギな縁”など7つのテーマからなる映画ポスターは合計70余点!
多くの映画関係企業が参加!
今回展示された映画ポスターはギンレイホールの他に、都内老舗のミニシアターや多数の映画配給会社からも協力を戴いたそうです。
ギンレイホール厳選作品の数々
「アイ・アム・サム」「アイス・ストーム」「阿修羅のごとく」「インテリア」「オール・アバウト・マイ・マザー」「家族ゲーム」「クレイマー、クレイマー」「夏至」「サン・ジャックへの道」「トランス・アメリカ」「秘密と嘘」「ヘアスプレー」「ぼくのバラ色の人生」「レイチェルの結婚」などなど…
シネマナビゲーター
菅井六花枝さん登場!
イベント初日にはシネマナビゲーター菅井六花枝さんによるミニトークが行われました。菅井さんは本展示会のコーディネーターでもあります。3月に発生した大震災のことにも触れ、改めて家族の絆とは何かを考えさせられる貴重な時間でした。
松井久子監督作品の上映会も盛況!
本会場では、映画「レオニー」の松井久子監督による講演会や「ユキエ」「折り梅」の上映会も行われ、連日盛況でした。
関係リンク⇒ 千代田区男女共同参画センター
〜世界最高シェフのレストランと奇跡のコラボレーション!〜
フードピア金沢2011 in しいのき迎賓館
「美味しい映画とランチ&ディナー」に参加!
2月19日(土)・20日(日)、石川県金沢市にあるしいのき迎賓会館において、“世界最高のシェフ”の異名をとるポール・ボキューズ氏と、食を通してフランス文化を日本に広め、その礎を築いてきた平松宏之氏による正統派仏料理レストラン「ジャルダン ポール・ボキューズ」でのランチ&ディナーと、映画「ファイティング・シェフ〜美食オリンピックへの道〜」の上映会とセットになったイベントが行われました。当社は企画から機材の調達、設営、オペレーションに渡り協力させていただきました。(主催/ケィ・シィ・エス 共催/フードピア金沢開催委員会 協力/しいのき迎賓館、ジャルダン ポール・ボキューズ)
めいっぱいのスクリーンで!
しいのき迎賓館2階イベントホールいっぱいの巨大スクリーン(タテ3410mm×ヨコ4480mm)が出現!
コンパクトな空間ではプロジェクター上映が最適!
屋内でコンパクトな空間ということもあり、フィルム映写機ではなく機械音のない高輝度プロジェクターでの上映。
まもなく上映スタート
2月19日(土)の初日は夕方5時からでしたが、その後のディナーとセットということもあって、あっという間に定員に達成。
映画の内容にもボキューズ氏が!
上映作品である「ファイティング・シェフ〜美食オリンピックへの道〜」は、巨匠ポール・ボキューズ氏が設立した2年に1度のフランス料理のオリンピック「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」を舞台にした食のヒューマンドキュメンタリー。
そしてスペシャルゲスト登場!
終映後はジャルダン ポール・ボキューズへ移動。そこでは、映画にも出て、日本人として初入賞した長谷川幸太郎シェフ(中央)が、ディナータイムにゲストとして登場。なんとも贅沢なディナーとなりました。
サンデーランチシアターも大盛況!
翌20日(日)はランチとセットということで、上映会場を屋内ギャラリールームへ移動。こちらも既に定員締切。お昼の12時から90分間、食のオリンピックを映像で堪能していただきました。
ありがとうございました
2日間限定というイベントでしたが、ポール・ボキューズ氏のレストランと夢のようなコラボレーション企画にはお客様にもきっと喜んでいただけたのではないでしょうか。関係各社の皆様のご協力に感謝致します。
関係リンク⇒ フードピア金沢2011
〜ギンレイホール、初の地方進出〜
石川県政記念しいのき迎賓館主催
「プティ・ドゥ・シネマ」に全面協力!
2010年7月23日(金)〜8月1日(日) 石川県・金沢市
今年4月に石川県・金沢市内にオープンした「しいのき迎賓館」において、古い洋画の野外上映会や懐かしい映画ポスター、映画看板絵を展示した≪しいのきプティドゥシネマ≫が、7月23日(金)から10日間開催されました。ギンレイホールは初の地方イベントとして協力させていただきました。(主催/しいのき迎賓館 後援/北國新聞社、テレビ金沢、北陸放送)
今回は石川県にお邪魔しました!
2010年4月にオープンしたばかりの「しいのき迎賓館」(旧石川県庁)において、映画の祭典≪プティ・ドゥ・シネマ≫が開催されました。その内容は、昔懐かしい野外上映会と映画ポスター、映画看板絵の展示。それら全てギンレイホールが全面協力させていただきました。
目の前には金沢城と兼六園が!
会場となった「しいのき迎賓館」は金沢市の中心街・香林坊と、兼六園、金沢城に囲まれた素晴らしいロケーション。スタッフは準備の前から早くも“感動モード”に入ってしまいました…。
野外上映スクリーンの準備
地元業者のお力を借りて、野外上映用スクリーンの骨組に準備に取り掛かっている様子です。高さ7.2m×横幅10m×奥行4.2mは当社が手掛けた中で過去最大!
またまた登場!
ローヤルニュー L型映写機
昭和20年代に製造され、平成8年までギンレイホールで使われていた“ローヤルニューL型映写機”。今回初の地方出張とあって、事前にメンテナンスもバッチリ決め、パワーアップ!
スタンバイOK!
縦5.3m×横7mの白布スクリーンを張り、スピーカー、客席(約160席)も整い、準備完了。陽も沈みかけ、いよいよ夜空の下で、そして古城跡の前で、幻想的な上映会が行われることに…!
野外上映会スタート1日目(7/23)
夜空に星が輝きはじめた午後7時45分、席は既に満席、立ち見客がいる状態でいよいよ上映スタート!1日目は1970年代に製作されたチェコアニメ短編映画『ふしぎな庭シリーズ』の中から4話(「動物が好きな男」「広がる霧」「トラをつかまえろ!」「くじらのらじく」)を一挙上映。入場無料。
地元マスコミも興奮!
「しいのき迎賓館」前で初の野外上映とあってか地元マスコミ各社(北國新聞社、テレビ金沢、北陸放送など)も取材に来ていただきました。今ではめったにお目にかかれない「ローヤル・ニューL型映写機」にも関心があったようです。
金沢城もライトアップ!
「しいのき迎賓館」の前にある金沢城のお堀にはライトアップが施されており、野外上映会のムードもさらにアップ!なんとも贅沢な一夜となりました。
野外上映会2日目(7/24)
2日目は1950年代に製作されたフランス映画の名作『赤い風船/白い馬』
を上映しました。昨年、東京・飯田橋での野外上映会でも人気だった本作は、金沢のお客様にも大人気!こちらも入場は無料。
(写真は「白い馬」)
連日大入りの野外上映会!
2日目の入りは座席数160席に対して170%の大入り。ちなみに1日目も130%の入りとなって、日中の暑さも吹き飛ばすくらいの大盛況でした。
(写真は「赤い風船」)
番外編:昼間のお仕事
野外上映は夜しか行われませんので、昼間は「しいのき迎賓館」のロビー内にこんな感じで展示されていました。さすがに炎天下に精密機械は出せません。ローヤルニューL型映写機もしばしのクーラーの効いた中で涼んでいました。)
懐かしの映画ポスター展も開幕!
ギンレイホールに所蔵されている約1万点のポスターの中から、今回は邦画・洋画合わせて450点を厳選。2つのギャラリーにて公開されました(いずれも入場は無料)。
(写真はギャラリーA「洋画コーナー」)
洋画全盛期のラインナップ!
このうち洋画ポスターは250点。ハリウッドスターら海外の映画俳優や監督たちが輝いていた1960年代〜1980年代までの作品を中心に集めて展示公開しました。若き日のクリント・イーストウッドや、アラン・ドロンから、メル・ギブソン、ジョニー・デップなどなど豪華な顔ぶれです。
音楽映画からミニシアター作品まで
「ジーザス・クライスト・スーパースター」「ローリング・ストーンズ」など意外と珍しい音楽映画もビッシリ。
当時劇場内に貼られていたスチール写真も数百点飾られ、名場面を思い出して懐かしがられるお客様もいらっしゃいました。
国際評価の高い日本映画監督たち
かわって邦画ポスターは200点。国際評価の高い日本の監督たちの作品をフィーチャーしました。山田洋次監督、大島渚監督、などなど各監督の代表作を厳選しました。
(写真はギャラリーB「邦画コーナー」)
今年は黒澤明監督生誕100周年
今年で生誕100周年記念となる世界のクロサワこと黒澤明監督の作品コーナーも特別に設けました。変わったところで黒澤明監督全作品のオープニングタイトルシーンを集めた応援広告ポスターが目を引きました。
映画ポスター展も大成功!
約1か月も悩みながら選んだ過去の名作映画ポスターの数々。わずか数十年という時代の中で変わってきた作品から俳優、監督の流れが伝わったでしょうか。おかげさまでポスター展は期間中5000人近くのお客様が訪れる大盛況でした。
大盛況のうちに終了しました!
今年4月から本格的に準備に入り、 当日は天候にも恵まれ、事故もなく、無事閉幕することができました。主催者であるしいのき迎賓館様、株式会社ナカダ様、他関係各社の皆様本当にありがとうございました。そしてご来場いただきました皆様にも感謝致します。ありがとうございました。
『RAMLA×ギンレイホール シネマフェスティバル』
〜昭和から平成へ、名画座が駆け抜けた時代。
名画座ギンレイホールの過去35年間の上映作品を
ポスターと写真で厳選公開〜
名画座ギンレイホールは、創業35周年を記念して、11月1日〜11月10日まで飯田橋ラムラにおいて、過去35年間に上映してきた映画をポスターやスチール写真によって再現します。またかつてギンレイホールで駆動していた昭和の、まさにマシンといえる大きな古い映写機を今に甦らせて野外上映会を行います。あわせて映画音楽の生演奏や映画看板絵の展示とともにかつての時代を振り返ります。
内容
映画ポスター展
1974年(昭和49年)にスタートした名画座ギンレイホールが、この35年間に上映してきた映画は2,000本以上になります。各年毎に上映してきた映画ポスターを年代順に並べてみていくと、華やかなアメリカ映画のアクションやラブストーリーの名作が並ぶ70年代から、ミニシアターができてヨーロッパやアジアの秀作が紹介され始めた80年代、バブル前後都内の名画座が姿を消しシネコンの時代が始まる90年代、そして日本映画が話題になりデジタル映画が普及し始める21世紀と、時代の変遷とともに映画作品も、そして映画興行のなかの名画座のポジションもまた変わってきた様子が見えてきます。都心で数少ない、今も現役で活躍している名画座の歴史を、かつてギンレイホールの劇場に飾られていた映画ポスターで振り返ります。
野外上映会
昭和の映写機が息を吹き返し、カタカタと音をたてて駆動しはじめる。「ニュー・シネマ・パラダイス」の時代へタイムスリップしたかのように、ビル街に囲まれた東京のど真ん中、星空の下のスクリーンに光が放たれる。上映作品は昨年久しぶりにリバイバル公開されたフランスのメルヘン映画、「赤い風船」と「白い馬」を日替わりで野外上映します。
*昭和20年代に製造・販売された国産(高密工業社製)のローヤル・ニューL型映写機です。
映画音楽の生演奏
いい映画を見たあとは、映画の中のメロディを口ずさんだものです。フランスで生まれたボタン式アコーディオンとヨーロッパの伝統楽器フィドル(ヴァイオリン)が奏でる、「枯葉」や「パリの空の下」や「アメリのテーマ」といった映画音楽は、映画の思い出とともに秋の深まる季節にピッタリです。
映画看板絵の展示
かつて映画館の正面には手描きの映画看板が飾られた時代がありました。スティーヴ・マックイーンやオードリー・ヘップバーン、石原裕次郎や小林旭などのお馴染みの顔が描かれた愛嬌豊かな映画看板絵で、その時代の雰囲気を感じていただければと思います。
イベント概要
- 名称
- 「RAMLA×ギンレイホール シネマフェスティバル」
- 開催期間
- 2009年11月1日(日)〜11月10日(火)
- 主催
- ギンレイホール
- 場所
- 飯田橋ラムラ(JR飯田橋駅に隣接/地下鉄出口B2b・B5)
- 参加
- 無料
- URL
- 「神楽坂まち飛びフェスタ2009」参加企画
http://machitobi.net/
映画ポスター展
「ギンレイホール映画ポスター・スチール写真展(2005年なかのZEROホール)」より
- 日時:11月1日(日)〜11月10日(火)(10:00〜20:00)
- 場所:飯田橋ラムラ エントランスホール
※入場無料
「日比谷公園ガーデニングショー2008野外
特別上映会(2008年日比谷公園)」より
「赤い風船」
1956年/フランス映画/36分
監督:アルベール・ラモリス
11月1・3・5・7・9日
(18:00より上映予定)
「白い馬」
1953年/フランス映画/40分
監督:アルベール・ラモリス
11月2・4・6・8・10日
(18:00より上映予定)
映画音楽の生演奏
※11月4日(水)〜6日(金)、8日(日)〜10日(火)の10:00〜16:00まで同会場は映画音楽広場となります。また、野外上映会で使用される映写機も展示されます。
お問い合わせ先
飯田橋ギンレイホール
東京都新宿区神楽坂2-19 TEL:03-3269-3891 FAX:03-3269-3842